内容説明
「特攻隊の生き残り」として、ひっそり生きる岸上正夫に光りをあてた。大学生の孫・広和と自らの閉ざされた青春の地・鹿児島県黒島を訪れ、「戦争とは?」を追求。小学生中学年から。
著者等紹介
茂吉雅典[モヨシマサノリ]
1946年11月、熊本県球磨郡相良村に生まれる。愛知工業大学第二部電気工学科卒業。日本児童文学者協会・岐阜児童文学研究会・会員。創作民話『おにぎり岩』で第34回国民文化祭賞。『水無月の日に』で第35回岐阜市文芸祭市教育委員会賞を受賞。現在、大同工業大学情報学部情報学科・教員(工学博士)
高橋宏幸[タカハシヒロユキ]
大正12年、秋田県に生まれる。秋田大学卒業後、満州、千島に転戦。戦後出版社編集を経て、昭和48年『チロヌップのきつね』出版を機に、児童文学、絵本創作の道に専念。日本児童文芸家協会顧問。朝日カルチャーセンター講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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