内容説明
勉強がきらいなマリは、バスガールの仕事につき、好きな日本舞踊に、ダンスに生きがいをみつけます。そんなある日、教育映画の不良少女役の主役にとの話がきます。信州は佐久盆地に育つマリは、青春まっさかりです。小学生中学年から。
著者等紹介
大石もり子［オオイシモリコ］
昭和２（１９２７）年、長野県佐久間市岩村田に生まれる。昭和２５（１９５０）年、大石五郎と結婚。現在、三女の母で孫七人。社会的な活動としては、昭和４２（１９６７）年に若柳流名取（若柳絢女）となり、健康体操を創案。その普及と法務省の保護司として２５年にわたって社会福祉に貢献。昭和４３（１９６８）年より健康体操・船の講師を務め、またビクターの「頑張れ音頭」で、ゲートボール用の健康体操を振り付ける。昭和５８（１９８３）年、第４回毎日女流短歌入選。昭和５５（１９８０）年、母・ようと共著『母と娘の歌集』。『動物の６００字童話』＝共著、けやき書房が、童話を書くきっかけになる。『マリは父さん子』『黒いバイオリン』＝けやき書房刊がある。平成１１（１９９９）年、『黒いバイオリン』で、第１９回日本文芸大賞童話努力賞を受賞。足立歌人クラブ・源流・児童文化の会・足立木の芽会・会員
日野多津子［ヒノタズコ］
東京都出身。画家・松山文雄に師事。日本美術会付属研究所卒業。個展、グループ展、現代パステル協会展で作品を発表。毎日・西友コミニティカレッジなどで、パステル画の講師。主な本には、『春をみつけた』『保育室の民話』＝童心社、『たま子の戦争』『とらねこホテルへようこそ』『ロッコーの光る馬』詩集『六月のカレンダー』絵本『のはらののはらちゃん』＝けやき書房、『看護のこころ』＝桐書房、『七三一部隊のはなし』＝明石書店などがる、婦人誌、教育誌や新聞の挿絵、装画など多数
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