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内容説明
千年の歴史と信仰を有する熊野信仰の実相を、最新の研究成果を駆使して自然と歴史および文化の面から解き明かす。
目次
第1章 熊野修験道史への展望
第2章 熊野信仰の宗教史的・文化史的研究
第3章 熊野信仰史研究の諸問題
第4章 古代・中世の熊野三山信仰と修験道
第5章 中世以降の熊野三山と信仰
第6章 近世熊野三山の信仰と民俗伝承
第7章 熊野修験道の文化史的研究
著者等紹介
豊島修[トヨシマオサム]
1943年中国東北部に生まれる。1973年大谷大学大学院博士課程単位取得。2003年大谷大学博士(文学)。2009年大谷大学名誉教授。現在、京都女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メカメカ
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熊野信仰はどういったもので、歴史的にどのような経緯を経て成立してきたかを書いた本。学者さんが書いているので、ところどころ難しい内容もありますが、全体的にはわかりやすい方ではないでしょうか。あまり歴史の授業などでも出てきませんが、昔熊野詣がブームになるなど、一世を風靡していた頃があったこと、修験道と極めて密接な関係がありつつも、古代の山と海への信仰の形も残していることなどを論証しており、興味深いです。自分のルーツの一つは熊野本宮のあたりらしいと聞いてから興味が出て読んでみました。また勉強してみたいと思います2017/09/27
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