目次
第1章 「戯場国」の変革(劇場の改革;“文明”の証し ほか)
第2章 「演劇改良」への潮流(見物客にみる「開化」への視座;筋立へのまなざし―桜痴・学海・鴎外をめぐり ほか)
第3章 狂言の世界(書き下ろし狂言の「事実」;仕組まれた「事実」像 ほか)
第4章 役者の苦闘(団菊にみる志の位相;「真物」への志向 ほか)
終章 「国劇」の創出
著者等紹介
漆沢その子[ウルシザワソノコ]
1970年東京都生まれ。1993年筑波大学第一学群人文学類卒業。1999年筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学。2001年博士(文学)。現在、武蔵大学人文学部助教授
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