内容説明
古墳時代から中世までの東国の諸問題を最新の成果をもとに読み解く。
目次
第1章 古墳時代の祭祀と埋葬(水辺の祭祀と手焙形土器―手焙形土器における類の意味するもの;水辺の祭祀小考―湧水・河川祭祀と「変若水」信仰 ほか)
第2章 古代官衙とその周辺(再論、律令国家の誕生と下野国;西下谷田遺跡の一考察 ほか)
第3章 古代寺院と瓦(上総大寺再考再び;寺院か官衙か―福岡県久留米市所在ヘボノ木遺跡の機能をめぐって ほか)
第4章 古代と中世の諸問題(低位段丘面の開発とその意義―栃木県真岡市鶴田A遺跡出土の溝を中心として;百済木遺跡の土坑の一考察 ほか)