目次
日本語教育における電子メディアの利用―学習者と教師から見た日本語CALL研究の位置づけ
コンピュータ支援による日本語の学習―CALLに関わる用語と課題の整理
文字情報の提示機能を用いた言語学習の支援―英語CALLからの示唆と検索機能を用いた日本語CALL
入力文字を限定した解答によるドリル型日本語CALL―日本語動詞活用練習のプログラム開発
日本語CALLにおける解答時の文字入力方法の検討―解答入力方式の検討と「ひらがな転記方式」の開発
解答内容の正誤判定と学習促進のためのフィードバック―「誤字」検出機能の開発と解答支援
音声の入・出力機能を利用した日本語の指導―音声分析装置による日本語韻律の指導
日本語の学習・教育と画像・映像の利用―日本語動詞の絵カードの作成とVOD教材の開発
マルチメディア日本語CALL教材開発の検討―「動詞の勉強」と「作成支援・学習管理」のソフト試作を通して
高度なマルチメディア日本語CALL教材の開発と評価―『聴解:日本生活「アパートに住む」』(CD‐ROM)
ネットワーク利用の日本語CALL教材の開発―『聴解:日本の生活「私の年中行事」』
ネットワーク利用の日本語CALL教材の実践と評価―韓国の大学での「私の年中行事」の授業利用と個別利用
CALLコースウェアの開発と日本語教師
ネットワークを利用した授業の担当教師への支援―言語素材DBの活用と同期/非同期両型の運用
日本語CALLの開発・利用に関する総合的な考察―ネットワーク利用の日本語教育支援モデルの提案
著者等紹介
水町伊佐男[ミズマチイサオ]
昭和18年9月27日、長崎県生まれ。昭和41年、長崎大学卒業後、東海大学附属高等学校で英語教諭。昭和49年、東海大学大学院文学研究科修士課程修了後、東海大学教育工学研究所専任講師、同大学外国語教育センター助教授を経て、昭和63年、広島大学教育学部助教授(日本語教育学科)。同大学大学院教育学研究科教授(日本語教育学講座)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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