内容説明
本書では、ディベーターの直面した主要な問題を解決するために、初心者、熟達者の双方に簡明な助言を行っている。批判に対して効果的に反論しながら、力強く説得力のある論を展開するために必要なことなど、明快な説明と具体的な応用の仕方によって、学生が理論に基づき、ディベートの基本原理を応用するために必要な技術を身につけ、伸ばすのに役に立つ。ディベートで用いる用語集とディベート関係の研究のために精選した参考文献を付した。
目次
第1章 ディベートの意義
第2章 ディベート過程の理解
第3章 ディベートの組み立て方―その基本的な概念
第4章 調査および論証―情報入手と立証展開
第5章 肯定側立論と否定側立論の組立て
第6章 反駁
第7章 反対尋問の手引き
第8章 議論を提示する際の論者の義務
第9章 ディベートの言葉遺いと話術
第10章 理想的ディベーターの資質
著者等紹介
エリクソン,J.[Ericson,Jon M.]
カリフォルニア工科大学(San Luis Obispo,California)教養部部長。北カリフォルニア弁論協会(NCFA)会長。パイ・カッパ・デルタ、デルタ・シグマ・ローの弁論協会名誉会長。スタンフォード大学弁論部部長。価値問題に関するアメリカ問題ディベートトーナメントの創始者
ゼウシュナー,R.[Zeuschner,Raymond Bud]
スピーチコミュニケーションの教授。カリフォルニア工科大学弁論部前顧問。反対尋問ディベート協会(CEDA)・北カリフォルニア弁論協会(NCFA)元会長。ファイ・ロー・パイ全国短期大学スピーチ協会の会長を二期務める
マーフィー,J.[Murphy,Jamses J.]
レトリックとコミュニケーションの教授。カリフォルニア大学Emil Mrak弁論連盟の全教職員顧問。北カリフォルニア弁論協会(NCFA)初代会長。プリンストン大学Whig-Cliosophic弁論協会教職員顧問
渡辺春美[ワタナベハルミ]
1951年(昭和26年)愛媛県に生まれる。1975年(昭和50年)広島大学教育学部高等学校教員養成課程(国語科)卒業。香川県大手前高等(中)学校、大阪府立岬高等学校を経て、大阪府立和泉高等学校教諭のまま、1994年(平成6年)鳴門教育大学大学院学校教育研究科教科・領域教育専攻(言語系コース)修了。1999年(平成11年)4月から沖縄国際大学助教授(国語教育学)。全国大学国語教育学会、日本国語教育学会、日本文学協会、日本読書学会、中国四国教育学会他会員。著書に『国語科授業活性化の探究-文学教材を中心に-』(1993年渓水社刊)、『国語科授業活性化の探究2-古典(古文)教材を中心に-』(1998年渓水社刊)がある
木下哲朗[キノシタテツロウ]
1975年(昭和50年)広島大学文学部英文学科卒業。兵庫県立生野高等学校、西宮今津高等学校、尼崎小田高等学校教諭を経て、現在須磨友が丘高等学校教諭
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