不滅の敗者ミリュコフ―ロシア革命神話を砕く

不滅の敗者ミリュコフ―ロシア革命神話を砕く

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  • サイズ A5判/ページ数 195p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784874300329
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0036

出版社内容情報

学者?新聞編集長?歴史家?政治家?はたまた「人民の敵」の趣味人?ロシアの「生ける近現代史」といわれたミリュコフは、一体何者だったのか。かつて新聞のモスクワ特派員だった『人物ロシア革命史』の著者が、ミリュコフの全体像に迫ってロシア史を見直しする。

目次
はじめに-超人的活力を国家再興に-
第一部 独創の歴史家から大物政治家へ
 Ⅰ 博識・二十の言語を身につける

目次

第1部 独創の歴史家から大物政治家へ(博識・二十の言語を身につける;専制下、教授への道を閉ざされて;解放同盟をもとに立憲民主党結成;国会闘争を率いて政府をゆるがす;帝政を倒し、臨時政府外相となる;動乱の渦中で共産党が政権奪取;義勇軍とともに頑強に戦い亡命;「新戦術」での再起はならず)
第2部 学者政治家の全体像と功罪(ミリュコフを知る人々の評価;『ロシア文化史概説』とはどんな本か?;ロシア自由主義の敗因と現代)
付録

著者等紹介

鈴木肇[スズキハジメ]
昭和2年東京に生まれる。昭和26年早稲田大学ロシア文学科を卒業し、産経新聞に入社。外信部でソ連問題を担当(在社は平成2年まで)。昭和41~44年モスクワ支局長。昭和56~62年ふたたびモスクワ支局長。昭和63年論説委員。平成2~9年東京家政学院筑波短期大学国際教養科教授。平成6~9年同国際教養科長。平成9~14年平成国際大学法学部教授。退職後、名誉教授。専攻はロシアの思想と文化、特に自由主義と社会主義の歴史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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