内容説明
日本語っておもしろい!学習者の「どうして?」に向き合うための基礎知識。日本語学の入り口に、日本語教育の現場に。アクティブ・ラーニング対応。
目次
世界のなかの日本語
音声(1)―母音・子音
音声(2)―拍・アクセント・イントネーション
文字表記(1)―文字の種類
文字表記(2)―漢字に関する基礎知識
語彙・意味(1)―語の定義・語彙量・語構成・語種
語彙・意味(2)―類義語・多義語・言語間の意味のずれ
文法(1)―学校文法と日本語教育文法
文法(2)―日本語の文と助詞
文法(3)―時に関わる表現
文法(4)―視点に関わる表現
文法(5)―文末表現・単文から複文へ
文章・談話
ことばと社会(1)―敬語・待遇表現
ことばと社会(2)―日本語のバリエーション
著者等紹介
太田陽子[オオタヨウコ]
一橋大学国際教育交流センター教授。早稲田大学大学院修了、博士(日本語教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yutaro sata
13
ちょっと日本語学の基礎を忘れがちになっていたので丁寧に起こしていこうということで読みました。 題名通り超基礎的なことが並んではいますが、これからもっと進みたい人用に参考文献なども多数挙げらているので親切な本だと思います。2022/05/07
にこにこ
7
なんでこんな本を読むかというと、日本人なのに日本語が苦手な人の勉強をサポートするためです。漢字が嫌いな人が多いです。機械的に漢字ドリルをするのではなく、①パターンで認識力を高める、②部首や成り立ちを知って意味理解を深める③音符を意識して漢字の理解を深めるっていうのが自主勉にピッタリな気がする。でもこれを指導してさせるのは面倒なのできっとしない。だが、知っているといざという時に技として繰り出せる。こういうネタを拾ってためておけば役に立つこともあるかもしれない。やらなくて済めば一番だけど。2023/04/17