メガクリティック - ジャンルの闘争としての文学

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  • サイズ B6判/ページ数 334p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163740300
  • NDC分類 902.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ジャンルの壁が崩壊したといわれる文学の世界。はたしてそれは本当なのか。「ジャンル」の本質にたちもどり現代を俯瞰する刺激的論考。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

seer78

3
ジャンル間の闘争として文学を捉え直す。日本では、「純文学/エンターテインメント」という線引きが確固としてあるかに見えるが、そういう制度論を離れた現場で起こってることに注目してみると何がわかるのか?まず、一つの作品自体が複数ジャンルのハイブリッドであるのがふつうである。既存のジャンル分けに振り分けるだけではその作品固有の面白さを捉え損ねてしまう…。映画と文学を並行して取り上げてるのが斬新に感じた。『ジョーズ』やロメロの一連のゾンビ映画と阿部和重『ピストルズ』や村上春樹『1Q84』、大江健三郎もぜんぶ同列!2012/09/25

菜緒未

1
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