目次
第1章 欧州における「多様性の中の統合」と多言語・複言語社会
第2章 CEFRはなぜわかりにくいか―CEFRの成立とその構造
第3章 CEFRとスイスのアーミーナイフ―その概念から使用まで
第4章 言語教育の視野を広げる―仲介・複言語主義・協働学習とCEFR‐CV
第5章 CEFRの文脈化とその先に関する6つの考察
第6章 CEFRと増補版―関係者、専門家としての見解
第7章 社会的行為主体を実現するアクション・アプローチの意味―CEFRの複言語主義解釈から言語教育実践の方向性へ
第8章 「亡霊へのシンパシー」と言語概念認識の歩み―CEFRの睥睨に対峙する諸言語の影
著者等紹介
西山教行[ニシヤマノリユキ]
京都大学人間・環境学研究科教授。専門は、言語教育学、言語政策、フランス語教育学、フランコフォニー研究
大木充[オオキミツル]
京都大学名誉教授。専門は、日本人フランス語学習者の動機づけと異文化間教育研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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