内容説明
Shadowingを日本語の授業に取り入れ実践するには!シャドーイングの効果、方法、教材、時間、教室活動から、評価法や学習者へのフィードバックまで丁寧に解説。
目次
第1部 導入編―日本語教育におけるシャドーイングとは(外国語の上達とシャドーイング;シャドーイングの効果;シャドーイングのメカニズム)
第2部 実践編―シャドーイングの授業実践(教材の選び方(1)―素材の種類・長さ・音声
教材の選び方(2)―レベル・難しさ
シャドーイングの練習方法
アプリを使った実践
シャドーイングの評価(1)―手動評価
シャドーイングの評価(2)―学習者へのフィードバック
学習者へのサポート)
第3部 座談会―日本語学校でのシャドーイング実践
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アンゴ
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★★★☆☆ 日本語教育におけるシャドーイングの実践法を紹介。 玉井2005をシャドーイング定義とするが、認知の脳の使い方が全くことなるオーバーラッピングと厳密なシャドーイングの区別をしない。活動別のプロソデイとコンテンツに該当するが言及なし。シャドーイング効果を「わかる」=>「できる」リハーサルとするが、リハーサルの重要性とシャドーイングの有効性は別の話し。シャドーイングの目的、認知的効果を解明せず、N=4、N=29の統制群ない統計的相関で因果関係不明、検証不足のままJLPTへの効果ありと断定する。2023/01/30