BERET SCIENCE<br> はじめて読む物理学の歴史

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BERET SCIENCE
はじめて読む物理学の歴史

  • ISBN:9784860641481

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内容説明

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物理学という学問は刹那的で儚いものかもしれません。いま誰もが信じていることが、ある日突然、根底から覆されたり、逆に、信じられないようなことが実験などによって証明されたり・・・。そんな物理学に挑むには、現状に満足しない反骨心とあきらめない気持ちが必要です。常に最前線を追い求める物理学という学問と、それに挑み続けた人々の歴史を読んでいきます。

目次

物理学の歴史―いつ、どこに注目するのか
第1部 ニュートン力学の誕生(通史1・17世紀までのヨーロッパ―自然に関する学問の流れ 通史2・17世紀に起きたこと―ニュートン力学ができるまで ガリレオとその時代 ほか)
第2部 古典物理学の完成(通史・18・19世紀の展開―物理学の誕生 電磁気学 熱力学)
第3部 現代物理学の展開(通史1・現代物理学の誕生 アインシュタイン 通史2・現代物理学の開花 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

3
再読。今回は流れを把握するというよりも、理論・学説の裏にある思想や歴史的背景に注目しながら読んでみた。この本を読んだのはつい数日前だが、読む姿勢を変えると全く異なった面白さがあった。ガリレオやニュートンにかんする内容は充実しているのだが、光学、音、真空あたりの内容がほぼ皆無であり、その点が残念。また、物理学史上重要なさまざまな実験の詳細は軽く触れるだけに留めてあるので、「世界でもっとも美しい10の科学実験」(日経BP社)などを併せて読むといいかもしれない。2013/06/29

だん

1
量子力学まではまだ馴染みがあったが素粒子物理学なにも理解できん…という実感を得た、素粒子物理学の章だけ「はじめて読む」層を想定してなくない?最後の量子力学の解釈の項の参考文献の1つはこの本の出版のあとに邦訳出版された「量子力学の解釈問題 実験が示唆する「多世界」の実在」、読んだばかりの本だったので、あれかー、となるなどした。2024/10/07

0
現在大学で受講している科学史の講義の理解補助として読んだ。講義でしているように詳細まで踏み込んでいくというものではなかったが、近代科学の形成にかんする大局的な流れは掴めた気がする。良書。2013/06/24

owatarium

0
第Ⅰ・Ⅱ部の古典物理学の歴史は理論の知識はあまりなくとも読み進めることができた(高校物理程度の知識があればだいたいわかる)。第Ⅲ部で現代物理(量子力学・相対性理論・素粒子論等)の話に入ってからは、自分の知識不足からか話が掴みにくくなった。特に、日本を中心とした素粒子論の歴史は、全然頭に入らなくてなかなかページが進まなかった。第Ⅲ部は単純にアインシュタインすごい、日本人すごい、と思いながらよくわからないまま読み終わってしまった感がある。2014/02/07

jiroukaja

0
[図書館本]真面目な本。最近出版された本ということもあり参考文献が参考になった。2010/05/24

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