映画で学ぶ英語の世界―スーパーヒーロー・マザーグース・ギリシャ神話

酒井 志延/小林 めぐみ/鳥山 淳子/土屋 佳雅里【著】

くろしお出版（2019/05発売）

• サイズ A5判／ページ数 173p／高さ 21cm
• 商品コード 9784874247914
• NDC分類 830.7
• Cコード C2082

内容説明

映画で英米文化の背景知識を知ると、きっと英語が楽しくなる！！スーパーヒーロー―スーパーヒーローや悪役のセリフから英語表現を学ぶ！マザーグース―会話で使える気の利いた英語表現が満載！ギリシャ神話―神々や人間のエピソードをわかりやすく解説、トリビア満載！紹介する映画は７０本以上！

目次

１　映画のヒーローと悪役（スーパーヒーローたち；その他のヒーロー；華やかな悪役たち）
２　マザーグース（Ｈｕｍｐｔｙ　Ｄｕｍｐｔｙ；Ｔｗｅｅｄｌｅｄｕｍ　ａｎｄ　Ｔｗｅｅｄｌｅｄｅｅ；Ｈｕｓｈ‐ａ‐Ｂｙｅ，Ｂａｂｙ　ほか）
３　ギリシャ神話と映画（世界の始まり；タイタン（ティタン）１２神
ゼウスの誕生　ほか）

著者等紹介

酒井志延［サカイシエン］
千葉商科大学商経学部教授。桜の聖母短期大学助教授、千葉商科大学商経学部助教授を経て現職

小林めぐみ［コバヤシメグミ］
成蹊大学経済学部教授。ペンシルベニア大学にて言語学博士取得（社会言語学専攻）。世界諸言語（Ｗｏｒｌｄ　Ｅｎｇｌｉｓｈｅｓ）や社会言語学のトピックが映画などのメディアでどう捉えられているか、またそれを英語教育へどう応用できるかを中心に研究中

鳥山淳子［トリヤマジュンコ］
大阪府立旭高等学校英語科教諭。大阪外国語大学外国語学部イスパニア語学科卒業。メキシコのユカタン大学に約１０ヶ月間国費留学。マザーグース学会会員

土屋佳雅里［ツチヤカガリ］
東京都杉並区小学校英語教師、早稲田大学非常勤講師、上智大学短期大学部非常勤講師、中央大学非常勤講師、Ｊ‐ＳＨＩＮＥトレーナー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[じゅんじゅん]

洋画を見ていると、たまに出てくるマザーグースを引用した言い回し。元ネタを知らないので、その表現の真意がわからなかった。そのため、第2章のマザーグースを説明している部分は楽しめた。マザーグースを調べてみたら、500種類以上もあるらしく、その中の10本だけが紹介されていると思うと少し物足りない気もする。マザーグースを特集している本があったらいいな。

[JUN]

スーパーヒーロー、マザーグース、ギリシャ神話の基礎知識を分かりやすく、かつ映画でどのような扱われ方をされているかを、良いテンポで解説している。加えて、挿絵や参考画像もカラーで、視覚的にも内容的にも飽きずに学べた。知っておくと、今までなんとなくで観ていた作品が何倍も面白いものになるだろう。解像度が上がったので、今後、欧米の作品にちりばめられたエッセンスに注意しながら映画を楽しみたい。

2024/03/07

[azu3]

1章と3章は、読んでる最中から色々突っ込み入れたくなる内容だった。2章のマザーグースは、本書タイトル通りの内容で面白かった。他の章は要らないから、マザーグースの執筆者だけで、一冊の本にして欲しい。

2019/08/06