内容説明
EPAに基づく人材の受け入れが進む中、外国人とのワークシェアを持続性(Sustainability)をもとに進めるために必要な医療福祉政策、日本語教育政策とは。
目次
第1部 外国人看護・介護人材受け入れの現状と課題(古くて新しい問題としての看護人材育成―EPA看護師の導入を中心に;外国人看護師の職場適応・協働への課題 ほか)
第2部 外国人看護・介護人材のための日本語教育および国家試験の支援(病棟で働く看護師の言語活動調査から見えてくるもの―看護師の職務と言語活動の概要;国境を越える看護師が拓く未来―日本語による看護師国家試験というハードルに関連して ほか)
第3部 外国人看護・介護人材現場の実証研究(インドネシアEPA看護師候補者第1陣の8年後―候補者それぞれの進路について;EPA看護師の国家試験合格後の支援から見えてきたこと ほか)
第4部 外国人看護・介護人材とサスティナビリティ(国際間大学協働による持続可能な日本語予備教育の可能性;介護に従事する多様な海外人材のチャネルと人材育成 ほか)
著者等紹介
宮崎里司[ミヤザキサトシ]
早稲田大学大学院日本語教育研究科教授、東京大学国際高等研究所客員教授。日本言語政策学会会長。モナシュ大学日本研究科応用言語学博士(Ph.D)。専門は、第二言語習得、言語教育政策、サスティナビリティ(持続可能性)。主著に、『ことば漬けのススメ』(明治書院2010、第2回国際理解促進優良図書優秀賞)など
西郡仁朗[ニシゴオリジロウ]
首都大学東京都市教養学部人文社会系教授。看護と介護の日本語教育研究会(代表幹事)。慶應義塾大学社会学研究会心理学専攻博士課程単位取得退学、同大学国際センター日本語教授法講座修了。専門は、日本語教育学
神村初美[カミムラハツミ]
東京福祉大学教育学部国際教育専攻准教授。看護と介護の日本語教育研究会(副代表幹事)。首都大学東京大学院人文科学研究科人間科学専攻日本語教育学博士(Ph.D)。専門は、専門日本語教育、協働学習
野村愛[ノムラアイ]
首都大学東京健康福祉学部特任准教授、国際厚生事業団日本語教育専門家。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士前期課程日本専攻修了。専門は、専門日本語教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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