目次
“対照する”ということ―言語学の思考原理としての“対照”という方法
形態論的類型論とその発展―日本語・韓国語の膠着語性の観点から
受動表現の類型と起源
韓国語の形式名詞“〓”と日本語の形式名詞
韓国語の再帰代名詞について―日本語“自分”との対照
指示詞を日韓対照言語学から照らす―現場指示と直示の象徴的用法の関係を中心に
人はことばでいかにほめるのか―日本語と韓国語の会話から
韓国語における引用表現の体系を照らす―韓国語教育のために〔ほか〕
著者等紹介
野間秀樹[ノマヒデキ]
明治学院大学教養教育センター特命教授。東京外国語大学大学院教授、国際教養大学客員教授、明治学院大学客員教授を経て現職。東京外国語大学大学院修士課程修了。言語論、朝鮮言語学、日韓対照言語学、韓国語教育。論著に『ハングルの誕生―音から文字を創る』(平凡社、アジア・太平洋賞大賞)、『韓国語 語彙と文法の相関講造』(ソウル:太学社、大韓民国学術院優秀学術図書)、編著に『韓国・朝鮮の知を読む』(クオン、パピルス賞)など。大韓民国文化褒章。ハングル学会周時経学術賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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