内容説明
日本語母語話者・学習者の作文を分析し、日本語教師が作文指導する際の指針を提示する。「読み手に優しい文章」の条件を「正確で自然な日本語」「流れがスムーズな日本語」「説得力のある日本語」と設定・その条件を満たす文章を、作文コーパスを生かした日本語学的な分析で明らかにし、それをシラバスとして提示する。
目次
第1部 正確で自然な日本語で書く(正確で自然な立場の選び方;正確で自然な時間の示し方;正確で自然な判断の表し方;正確で自然な複文の組み立て方;正確で自然な句読点の打ち方)
第2部 流れがスムーズな日本語で書く(流れがスムーズになる指示詞の選び方;流れがスムーズになる情報構造の作り方;流れがスムーズになる接続詞の使い方;流れがスムーズになる序列構造の示し方;流れがスムーズになる視点の選び方)
第3部 説得力のある日本語で書く(説得力のある段落構成の組み立て方;説得力のある全体構造の作り方;説得力のある例・根拠・たとえの示し方)
著者等紹介
山内博之[ヤマウチヒロユキ]
筑波大学大学院修士課程経営・政策科学研究科修了。経済学修士。岡山大学文学部講師、実践女子大学文学部助教授を経て、実践女子大学文学部教授
石黒圭[イシグロケイ]
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。一橋大学留学生センター講師、同准教授、一橋大学国際教育センター教授を経て、国立国語研究所日本語教育研究領域教授、一橋大学言語社会研究科連携教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nobu A