習ったはずなのに使えない文法

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  • サイズ A5判/ページ数 233p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784874247433
  • NDC分類 815
  • Cコード C3081

内容説明

学習者が習ったことを使って自在に自己表現し、各自の目的を達成できるようになってほしいという願いをこめた、10編の論考を収録。

目次

文法編(台湾の大学生による名詞述語文の習得状況―日本語学習者作文コーパスLARP at SCUと教科書の調査に基づいて;「文脈化」という視点―「~てある」の練習の検討を例に;意志表現の扱いをめぐって;日本語教育における「んですけど。」の扱い―自然な日本語を積み上げる教育実践の一例として;徐蕨に起こる複数の事態の変化を表す「ようになる」―動詞の性質と誤用の関係;順接と逆接の境界―日本語学習者は逆接の「テモ」になぜ順接条件形式を使用するのか;丁寧さと関わる文法―配慮という観点から文法を見なおす;機能語用例データベース「はごろも」の文法項目の難易度―主に旧『日本語能力試験出題基準』との比較から)
産出編(談話研究からみた話し方教育への示唆―学習者は接続詞をどのように習得するか;誤用分析からみた作文指導への示唆)

著者等紹介

江田すみれ[ゴウダスミレ]
日本女子大学文学部教授

堀恵子[ホリケイコ]
筑波大学・東洋大学・日本女子大学非常勤講師。東洋大学人間科学総合研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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