内容説明
大規模コーパスを分析し、日本語教師が例文を作る際のヒントを提供する。日本語教師が説明に困るような「中上級のアカデミックライティングなどで必要となる項目」について、コロケーションとコンテクストに注目してその使用実態を記述。『日本語教育のための文法コロケーションハンドブック』の続編とも言える1冊。
目次
序章 コーパスを活用した例文作りのための研究をどう進めるか
第1章 話題・対象を表す表現
第2章 状況・場合を表す表現
第3章 時を表す表現
第4章 様子・予想・傾向を表す表現
第5章 条件・逆接条件を表す表現
第6章 原因・理由を表す表現
第7章 逆接を表す表現
第8章 意思・願望・判断を表す表現
第9章 伝聞を表す表現
第10章 否定を表す表現
著者等紹介
山内博之[ヤマウチヒロユキ]
筑波大学大学院修士課程経営・政策科学研究科修了。経済学修士。岡山大学文学部講師、実践女子大学文学部助教授を経て、実践女子大学文学部教授
中俣尚己[ナカマタナオキ]
大阪府立大学大学院人間社会学研究科博士後期課程修了。博士(言語文化学)。京都外国語大学嘱託研究員、実践女子大学助教を経て、京都教育大学准教授。著書に『日本語教育のための文法コロケーションハンドブック』(くろしお出版、2014)がある。第15回日本語教育学会奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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