外国語教育は英語だけでいいのか―グローバル社会は多言語だ!

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外国語教育は英語だけでいいのか―グローバル社会は多言語だ!

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  • サイズ A5判/ページ数 308p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784874246900
  • NDC分類 375.89
  • Cコード C1087

内容説明

高等学校における複数の外国語の必修化を目指して。日本、世界の多言語教育について理念と実態を紹介。日本での多言語教育の実現に向けて、具体策を提案。7言語による「第2の外国語」学習指導要領(案)を提示。

目次

第1部 多言語教育の理念(豊かな多言語世界のための6つの論点;公教育における多言語教育;企業のグローバル人材育成と多言語主義)
第2部 世界における多言語教育の実態(ドイツ―「共存力と競争力」育成の複数外国語教育;フランス―豊富な言語のレパートリー;スペイン―英語・国家語・地域語のせめぎあい;ロシア―多様な外国語教育の伝統と現代的課題;韓国―理念と現実のはざまで;中国―国家の人材育成のための外国語教育;エジプト―イスラーム文化圏における複数外国語教育の試み;英語圏―英語国民も多言語時代だ)
第3部 日本における多言語教育の実態(高等学校の多言語教育の現状―政策の貧困と現場の努力;高校生の意識―英語だけではもの足りない)
第4部 日本における多言語教育の実現に向けて(教育課程編成―学習指導要領上の位置づけ;教員の人事・採用および養成―複数教科担当教員制を中心に)
第5部 多言語教育推進のための提言と学習指導要領案(外国語教育と「考える力」―「提言」と「第2の外国語学習指導要領案」の特徴)

著者等紹介

森住衛[モリズミマモル]
大阪大学名誉教授、桜美林大学名誉教授。元大学英語教育学会会長、前日本言語政策学会会長。専門は、英語教育学、言語文化教育学、外国語学

古石篤子[コイシアツコ]
慶應義塾大学名誉教授。前日本フランス語教育学会会長。専門は、フランス語教育学、言語教育政策、フランス言語学

杉谷眞佐子[スギタニマサコ]
関西大学名誉教授。専門は、ドイツ語教育学、言語教育政策、異文化コミュニケーション論

長谷川由起子[ハセガワユキコ]
九州産業大学国際文化学部准教授。朝鮮語教育学会世話人代表。専門は、韓国語教育学、韓国語学、音声学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Nobu A

6
そもそもグローバル化と国際化の差異を認識しているのか。グローバル化には「統一化」と「多様化」の2面性がある(p. 246)からのタイトルだと推測。米国の新自由主義と英語が覇権を握り、均質化促進がグローバル化。他方、EUは複言語で共存を目指している。EU諸国、ロシア、韓国及び中国の多言語教育や日本の実態はとても勉強になった。「複数の言語で学ぶことで母語や英語を相対化する態度が身につくのではないだろうか」等、安直で総花的に映る。まずは外国語を学び始める小中生が英語しか選択肢がない現状を変えるハード面の整備。2022/01/01

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