ルナ＋ルナ―山本容子の美術旅行

山本 容子/井上 真希【著】

講談社（2009/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 251p／高さ 19cm
• 商品コード 9784062158633
• NDC分類 704
• Cコード C0095

出版社内容情報

traveling……いつも旅行中。
ようこそ、世界を巡る美術の旅、「ルナ+ルナ」の世界へ。山本容子の30年の旅の軌跡が、あなたをお待ちしています。

今回、この3度目の旅をしようと思ったのは、約30年間の体験と創作の全貌がしりたくなったからだった。――山本容子
旅とコラボレーションする作家、山本容子さんとのこの旅が、新たなコラボレーションになっていたら幸いである。――井上真希

山本 容子［ヤマモト ヨウコ］
著・文・その他

井上 真希［イノウエ マキ］
著・文・その他

内容説明

ようこそ、世界を巡る美術の旅、「ルナ＋ルナ」の世界へ。山本容子の３０年の旅の軌跡が、あなたをお待ちしています。

目次

ソニア・ドローネとＬＵＮＡ　ＬＵＮＡ
ラスコー洞窟とラスコー２
ブランクーシとＤＡＣＩＡ
ロザリオ礼拝堂とアトリエ
壁画と祈り
ホックニーと舞台美術
噴水と彫刻
サーカスと旅
回顧展とモチーフ
ミニアチュールと音楽
本と版画
建築と自然

著者等紹介

山本容子［ヤマモトヨウコ］
銅版画家。１９５２年埼玉県生まれ、大阪育ち。１９７８年京都市立芸術大学西洋画専攻科修了。１９７８年日本現代版画大賞西武賞、１９８０年京都市芸術新人賞、１９８３年韓国国際版画ビエンナーレ優秀賞、１９９２年講談社出版文化賞ブックデザイン賞、２００７年京都府文化功労賞受賞。現代的なユーモアと洗練されたセンスで独自の銅版画の世界を確立

井上真希［イノウエマキ］
翻訳家。１９６０年、北海道生まれ、青森市育ち。早稲田大学第一文学部人文専攻卒業。複合文化施設勤務を経て独立し、翻訳、著述、編集に携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[野のこ]

いいなぁと思う美術が似ていたので興味深く楽しかった。生活にアートを取り入れている方の紹介が多いってことに気づきました。ソニアドローネーさん、幾何学的なのにふんわりと優しい雰囲気、ベビーベッドのパッチワークからの出発点。ラスコー洞窟壁画の牡牛の体長が三、四メートルある驚き。ヴァンスのロザリオ礼拝堂 マチスのステンドグラスの美しさ、フリーダとリベラは青唐辛子とアボカドのサラダとテキーラの味覚、他 土地の空気感 作家の作品への想いと感動。山本さんが画家の目線でとらえる感性は読みごたえがあって良かったです。

2018/06/01

[てまり]

ラスコー洞窟の迫力ある壁画、おもちゃ箱のようなミクストメディア、視点を車の速度に合わせたオブジェなど、様々な美の形にわくわくした。できれば全編カラーで見たかったな。

2010/04/08