認知音韻・形態論

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認知音韻・形態論

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  • サイズ A5判/ページ数 203p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784874246122
  • NDC分類 810.8
  • Cコード C3080

出版社内容情報

日本語の音韻・形態論の研究の深化へ。認知言語学の新たな展開。ネットワーク分析,構文文法,フレーム意味論,意味地図,大規模コーパスなど,認知言語学の最新の研究成果や分析手法を取り入れ,日本語の事例分析を試みる。

ネットワーク分析,構文文法,フレーム意味論,意味地図,大規模コーパスなど,認知言語学の最新の研究成果や分析手法を取り入れ,日本語の事例分析を試みる。音韻・形態論の基礎的な視点に関しても丁寧な説明を行う。さらに,音韻・形態論に関わる関連現象を幅広く扱い,語彙論や構文論に関する問題も考察している。

第1章 認知音韻論
1.1 はじめに
1.2 認知音韻論のアプローチ
1.3 認知音韻論とネットワークモデル
1.4 認知音韻論の枠組みに基づく日本語音韻論研究
1.5 まとめ

第2章 認知形態論
2.1 はじめに
2.2 形態論の基礎概念
2.3 認知形態論
2.4 認知形態論から見た形態論の課題
2.5 形態論における動機付け
2.6 日本語複合語への認知形態論的アプローチ
2.7 まとめ

第3章 認知形態論から語彙論へ
3.1 はじめに
3.2 語の意味と分析可能性
3.3 語の意味とフレーム
3.4 認知ドメインと意味地図
3.5 語形成と分析可能性
3.6 複合語とフレーム
3.7 連濁とフレーム
3.8 複合動詞と事象フレーム
3.9 派生とフレーム
3.10 派生名詞の語形成:「かけ」名詞構文
3.11 まとめ

第4章 認知語彙論
4.1 はじめに
4.2 語彙論の基礎
4.3 認知語彙論の展開
4.4 認知語彙論とコーパス言語学
4.5 認知語彙論に基づく助数詞分析
4.6 まとめ

第5章 総括と展望
5.1 はじめに
5.2 認知言語学のパラダイム
5.3 展望と課題
5.4 まとめ

【著者紹介】
李 在鎬(り じぇほ)
現在,筑波大学人文社会系准教授.2005年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了.博士(人間環境学),専門は,認知言語学,コーパス言語学,テキストマイニング,第二言語習得論,言語テスト.著書に,『認知言語学への誘い』(開拓社,2010年),『コーパス分析に基づく認知言語学的構文研究』(ひつじ書房,2011年),『日本語教育のためのコーパス調査入門』(くろしお出版,2012年,共著)などがある。

村尾治彦(むらお はるひこ)
現在,熊本県立大学文学部教授.2006年九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了.博士(文学),専門は認知言語学.著書・主論文に,「結果構文における認知領域と拡張の方向性」『認知言語学論考NO.6 2006』(ひつじ書房,2007年),『英語多義ネットワーク辞典』(小学館,2007年,分担執筆),Cognitive Domains and Prototypes in Constructions(くろしお出版,2009年),「9章 構文」『認知言語学 基礎から最前線へ』(くろしお出版,2013年)などがある。

淺尾仁彦(あさお よしひこ)
現在,ニューヨーク州立大学バッファロー校 博士課程在学中.2013年京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学.専門は認知言語学.著書・主論文に,「意味の重ね合わせとしての日本語複合動詞」『京都大学言語学研究』26号(2007年),『言語研究のためのプログラミング入門』(開拓社,2013年,共著)などがある。

奥垣内 健(おくがきうち けん)
2013年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学.専門は認知言語学.著書・主論文に,「言語音に関する一考察」『言語の創発と身体性』(ひつじ書房,2013年),「カタカナ表記語の意味についての一考察」『言語科学論集』16号(京都大学,2010年)などがある。

内容説明

日本語の音韻・形態論の研究の深化へ認知言語学の新たな展開!ネットワーク分析、構文文法、フレーム意味論、意味地図、大規模コーパスなど、認知言語学の最新の研究成果や分析手法を取り入れ、日本語の事例分析を試みる。音韻・形態論の基礎的な視点に関しても丁寧な説明を行う。さらに、音韻・形態論に関わる関連現象を幅広く扱い、語彙論や構文論に関する問題も考察する。

目次

第1章 認知音韻論(認知音韻論のアプローチ;認知音韻論とネットワークモデル ほか)
第2章 認知形態論(形態論の基礎概念;認知形態論 ほか)
第3章 認知形態論から語彙論へ(語の意味と分析可能性;語の意味とフレーム ほか)
第4章 認知語彙論(語彙論の基礎;認知語彙論の展開 ほか)
第5章 総括と展望(認知言語学のパラダイム;展望と課題 ほか)

著者等紹介

李在鎬[リジェホ]
現在、筑波大学人文社会系准教授。2005年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間環境学)、専門は、認知言語学、コーパス言語学、テキストマイニング、第二言語習得論、言語テスト

村尾治彦[ムラオハルヒコ]
現在、熊本県立大学文学部教授。2006年九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了。博士(文学)。専門は認知言語学

淺尾仁彦[アサオヨシヒコ]
現在、ニューヨーク州立大学バッファロー校博士課程在学中。2013年京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。専門は認知言語学

奥垣内健[オクガキウチケン]
2013年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。専門は認知言語学

山梨正明[ヤマナシマサアキ]
関西外国語大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。