目次
第1部 発話・調音運動・感情音声のデータベース化とその分析(3種の音声データベースの完成とそれらの役割―『日本語音声データベース』『大阪・東京アクセント音声辞典』および『乳幼児エミちゃんと母親との対話音声』;音声コミュニケーションによる気持ちのやり取り;性差、および母語が感情音声の知覚に与える影響―日本語、韓国語、英語母語話者を対象として ほか)
第2部 日本語のアクセントとイントネーション(尾張方言疑問詞疑問文の音調;意志形「~よう」のイントネーション―代行上昇をめぐって;文節と文のあいだ―末尾上げをめぐって ほか)
第3部 音声と文法の諸相(古代・中世日本語用例のローマ字表記について;英語の談話における項構造の性差;関連性理論の計算論的形式化とその応用)