談話言語学―日本語のディスコースを創造する構成・レトリック・ストラテジーの研究

談話言語学―日本語のディスコースを創造する構成・レトリック・ストラテジーの研究

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  • サイズ A5判/ページ数 321p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784874243114
  • NDC分類 801
  • Cコード C3080

内容説明

本書は、言語をコミュニケーションの出来事として捉え、談話全体から次第に小さな単位に目を向けて、現代の日本語のディスコースのすがたを観察・分析・考察するものである。

目次

第1章 談話としての言語
第2章 談話言語学:研究の対象と方法
第3章 日本語ディスコースの軸
第4章 物語の構造
第5章 意見文・質問文・返答意見文の構成
第6章 談話のレトリック:スタイルの選択と混用
第7章 文表現のレトリック
第8章 文頭と文末のストラテジー
第9章 語句のストラテジー
第10章 談話言語学と日本語のすがた

著者等紹介

メイナード,泉子・K.[メイナード,センコK.][Maynard,Senko K.]
山梨県出身。AFS(アメリカン・フィールド・サービス)で米国に留学。甲府第一高等学校およびアイオワ州コーニング・ハイスクール卒業。東京外国語大学卒業後、再度渡米。1978年イリノイ大学シカゴ校より言語学修士号を、1980年ノースウェスタン大学より言語学博士号を取得。その後、ハワイ大学、コネティカット・カレッジ、ハーバード大学、プリンストン大学で教鞭をとる。ニュージャージー州立ラトガース大学日本語学および言語学教授。日本語プログラム主任。日本、アメリカ、カナダ、メキシコ、ヨーロッパで論文発表や講演を重ね、英文および日本語の著書、編著のほか、日本語の談話分析、会話分析および言語と情意に関する論文を主に欧米の学術誌に数多く発表している
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