感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ががが
6
国語教師になる人に向けてかかれた日本語文法の本だが、外国語として日本語を捉えるのにとても有益。学校文法についての問題提起が各章でなされており、何が問題で学校文法が退屈で非実用的なものになっているかが分かる。すでに知っていると思っている日本語の文法を考えるきっかけとなる問いの組み立て方がよく考えられており、しばしば話題になる誤用とされる日本語についても文法面からきちんと説明がされていて、自分の使う日本語を見直す材料にもなる。教科書として基本をしっかり押さえつつ、理論と実用のバランスが程よくとれている。2023/06/09
樂
3
お堅い内容だったのでサッと読み流した。今後、必要に駆られたらもう一度ゆっくり読み返したい2017/02/15
がっちゃん
2
「食べれる」「(ご注文の)ハンバーグになります」「お求めやすい価格」等。世間では、誤用だ誤用だ!と、声高に叫ばれていますが、ホントに誤用でしょうか。何故、誤用なのでしょうか。考えた事はありますか。言葉は生き物で、常に変化しています。また言葉は人間関係をつくる為には欠かせない、潤滑油です。受験の為の、知識としての、文法。だけではなく、生きていく為の文法として、授業で扱っていきたい。(3つの例の内、1つが文法上間違い、とされています。)勉強になりました。2014/12/28
masasamm
1
現代日本語文法の解説書です。学校文法の問題点と今後の文法指導について様々な示唆をあたえてくれます。日本語教育との関連から、また、英語教育との関連から、日本語文法の指導のあり方を国語教師はもっと学ばなければならないと思いました。2021/01/02
サチ
1
論文のために流し読み。2018/02/01