日中ことばの漢ちがい

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874243053
  • NDC分類 821.2
  • Cコード C1080

内容説明

ビックリ!漢字ことばのトリビア集。鉄が「緊張」する?「下水」が家庭料理?ところ変われば、意味もこんなに違う!「同形異義語」をひもとく事で、両国の考え方や習慣の違いが見えてくる。中国ビジネス、旅行にも必携。

目次

1 「刑事」の「愛人」は「泥棒」の「先生」―神も見捨てる凡人・俗人の巻
2 「熊手」の「料理」に「下水」の「湯」―奇想天外な衣・食・住の巻
3 「猫背」も「脚気」も「呼吸」で「感染」―一風変わった身体・疾病の巻
4 「得意」の「迷惑」で、「疑惑」も「覚悟」―世にも稀な心理・情意の巻
5 「可憐」な「馬鹿」と「下品」な「教養」―移り変わる教養・品行の巻
6 「麻雀」で「出世」、「風俗」が「趣味」―何とも言えぬ趣向・趣味の巻
7 「交際」の「心得」は「遠慮」と「我慢」―複雑怪奇な人間関係の巻
8 「告訴」を「勧告」、「裁判」で「処分」―山あり谷ありの社会生活の巻
9 「今朝」の「案件」は「手紙」の「格式」―何かとちぐはぐなもの・ことの巻
10 「完璧」は「無理」でも「便宜」は「一流」―不情理な基準による属性・評価の巻

著者等紹介

張麟声[チョウリンセイ]
大阪府立大学教授。文学博士。大学院担当。1956年中国山西省生まれ。山西大学日本語日本文学科助手、講師、同志社女子大学外国人特別契約教員を経て、2000年4月1日から2004年3月31日まで立命館アジア太平洋大学教授を務め、2004年4月1日から現職
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

phmchb

4
言葉が通じなくても、文字だと通じると言われる日中だが、そう問屋は卸さないもんだ。本書では日中間にある同音異義語ならぬ「同字異義語」を紹介している。同じ漢字を使いながらここまで表現が異なってとは・・・まあ歩んだ歴史の違いのなせる技ですかね。2017/08/05

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