謎解きの英文法 冠詞と名詞

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謎解きの英文法 冠詞と名詞

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  • サイズ B6判/ページ数 179p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874243015
  • NDC分類 835.2
  • Cコード C1082

出版社内容情報

英文を書くとき、名詞に「a」か「the」をつけるか、どちらもつけないか、
単数・複数をどうするか悩みませんか?

学校で習った英文法でそのような悩みは解決できますか?ネイティブなら直感でわかることも、英語が外国語の我々には大きな謎です。二人の言語学者が、摩訶不思議な英文法の謎を解いてくれます。学校で習った英文法は忘れて、まず、この本を読んでください。

【本書の特徴】
1.高校生が読んでも理解可能なくらい平易に書かれております。
2.古くてもう使わなくなっている表現なども正解としている学校英文法とは違い、ネイティブが、今普通に使っている生の英語を基準に言語学者の目で分析した実用英文法です。
3.暗記型の英文法書とは違い、ネイティブが無意識に使い分けているaとtheの区別などが、どのような法則に基づくのか、読者が一緒に考え、理解できるように書かれています。

【本書で理解できる例】
1.“Several”と“a Few”どちらの方が数が大きいでしょう?(多くの辞書も間違っています)
2.“I like an apple.”がなぜ間違いか説明できますか?
3.“There is the book on the table.” は、中学・高校の文法では間違いとされていますが、ネイティブはこのような表現を日常的に使っています。本当の文法規則は?

内容説明

この本は、英語の冠詞と名詞にかかわるさまざまな「謎」を解き明かそうとするものです。英文法で不思議に思われること、これまで教わってきたことが実は間違っているというような現象を取り上げ、ネイティヴ・スピーカーが実際にどのように冠詞や名詞を用いているのかを明らかにする。

目次

第1章 冠詞は何を意味するか?(1)a(n)がつく場合、つかない場合
第2章 冠詞は何を意味するか?(2)theについて
第3章 単数名詞と複数名詞(1)目的語の位置の名詞句
第4章 a Few,SeveralとSome
第5章 Any,EveryとEach
第6章 単数名詞と複数名詞(2)主語の位置の名詞句
第7章 疑問代名詞Whoの不思議な特徴
第8章 A Blonde,Who…かA Blonde,Which…か?
第9章 「僕はウナギだ」と“I am the Hamburger”
第10章 There構文の意味上の主語―本当に「不特定の名詞句」しか用いられないか?

著者等紹介

久野〓[クノススム]
1964年にハーバード大学言語学科Ph.D.を取得し、現在、ハーバード大学言語学科教授

高見健一[タカミケンイチ]
1990年に東京都立大学文学博士号を取得し、現在、東京都立大学人文学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

俊介

10
なかなかのディープさが自分好みの英文法解説書。教科書などに載ってないような、英文法の規則における例外をいくつかピックアップ、なぜその例外が生まれたのかを掘り下げる。一見、何の脈絡のないように見える例外現象も、掘り下げてみたらきちんとした合理的な理由があるのだと分かる。それだけに説明は煩雑にならざるを得ないが、確かに謎解き感覚で面白い。頭の体操としてもいいと思う笑。でも確かにこんなこと全部教科書に載せてたら受験生の頭がパンクするだろうな。。シリーズものらしいので他のも読んでみたくなった。2021/08/20

Nobu A

6
日本語言語学の方が有名なハーバード大学久野暲名誉教授と学習院大学文学部英語英米文化学科の高見健一教授の共著。受験英語の先を行く内容。多くの学生に勧めたい。TOEFLやTOEICで満点を目指そうと思ったら、本著のような英語を体系的に理解できる解説書を読むのが結局は近道。着実に積み上げられる。談話形式のも含む豊富な例文と明晰な文法説明。所々若干難解だが。時折英文法を振り返えるのに役に立つ。ところで、日本語特有だと思っていた「うなぎ文」の英語版があるのには驚いた。やはり語学は奥が深い。本シリーズ他著も早速購入。2021/03/09

くにお

2
薄いのですぐ読めた。英語の冠詞・名詞に関する(学校)英文法の「常識」とそれでは説明できない「ナゾ」を提示し、言語学的議論に基づいた新仮説を提示するという流れになっていて、とても論理的で読みやすい。各章がHandbookの小論文のような感じ。疑問詞のwho(7章)、関係代名詞のwho/which(8章)などとても明快だった。一応の説明は提示しつつもナゾはナゾのまま、まだまだ未解決の言語学的問題があることも示唆しているところが良い。一般読書に読みやすいかどうかは微妙だが、普通の文法書よりは格段に面白いと思う。2016/07/07

てながあしなが

2
大変参考になる。うやむやにしていた部分を、疑問が残らないように説明してくれる。特に、「人を表す語の後ろにもwhichが来ることがある」というのは目から鱗でした。2016/06/13

Annabelle K

1
英語を感覚でやっていた帰国子女が、ライティングが頭打ちを喰らったので、改めて文法をあたろうと手に取った本です。論文調の書き方で、難しい内容が整然と頭に入ってきます。ライティングの向上に直結する内容(「a」と「the」の章)もあるが、ネイティブに取ってどう聴こえるかという口語的ニュアンスの説明が中心。 真っ当な英語勉強に疲れて、読み物としても楽しめる英文法ものをお探しならピッタリの商品。2022/02/03

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