出版社内容情報
英文を書くとき、名詞に「a」か「the」をつけるか、どちらもつけないか、
単数・複数をどうするか悩みませんか?
学校で習った英文法でそのような悩みは解決できますか?ネイティブなら直感でわかることも、英語が外国語の我々には大きな謎です。二人の言語学者が、摩訶不思議な英文法の謎を解いてくれます。学校で習った英文法は忘れて、まず、この本を読んでください。
【本書の特徴】
1.高校生が読んでも理解可能なくらい平易に書かれております。
2.古くてもう使わなくなっている表現なども正解としている学校英文法とは違い、ネイティブが、今普通に使っている生の英語を基準に言語学者の目で分析した実用英文法です。
3.暗記型の英文法書とは違い、ネイティブが無意識に使い分けているaとtheの区別などが、どのような法則に基づくのか、読者が一緒に考え、理解できるように書かれています。
【本書で理解できる例】
1.“Several”と“a Few”どちらの方が数が大きいでしょう?(多くの辞書も間違っています)
2.“I like an apple.”がなぜ間違いか説明できますか?
3.“There is the book on the table.” は、中学・高校の文法では間違いとされていますが、ネイティブはこのような表現を日常的に使っています。本当の文法規則は?
内容説明
この本は、英語の冠詞と名詞にかかわるさまざまな「謎」を解き明かそうとするものです。英文法で不思議に思われること、これまで教わってきたことが実は間違っているというような現象を取り上げ、ネイティヴ・スピーカーが実際にどのように冠詞や名詞を用いているのかを明らかにする。
目次
第1章 冠詞は何を意味するか?(1)a(n)がつく場合、つかない場合
第2章 冠詞は何を意味するか?(2)theについて
第3章 単数名詞と複数名詞(1)目的語の位置の名詞句
第4章 a Few,SeveralとSome
第5章 Any,EveryとEach
第6章 単数名詞と複数名詞(2)主語の位置の名詞句
第7章 疑問代名詞Whoの不思議な特徴
第8章 A Blonde,Who…かA Blonde,Which…か?
第9章 「僕はウナギだ」と“I am the Hamburger”
第10章 There構文の意味上の主語―本当に「不特定の名詞句」しか用いられないか?
著者等紹介
久野〓[クノススム]
1964年にハーバード大学言語学科Ph.D.を取得し、現在、ハーバード大学言語学科教授
高見健一[タカミケンイチ]
1990年に東京都立大学文学博士号を取得し、現在、東京都立大学人文学部教授
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感想・レビュー
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俊介
Nobu A
くにお
てながあしなが
Annabelle K