内容説明
日本語とポルトガル語との対照研究第二期研究課題の報告書。メンバーの多様性と個性とを充分に生かした、複合領域的研究。第二部は、太田市日系ブラジル人を中心に進められてきた、太田市プロジェクトの研究報告である。
目次
ブラジル人と日本人との接触場面:序論
在日日系ブラジル人の社会・文化生活―神奈川県綾瀬市を中心に
在日ブラジル人のポルトガル語に見る日本語からの借用語
日本語とポルトガル語の先行性アスペクトをめぐる考察
在日ブラジル人就労者の言語行動概観―日本語使用を中心として
在日日系ブラジル人と日本人との接触場面の一分析―コミュニケーション・ストラテジー再考
日系人の言語接触と言語理解について―群馬県太田市の場合
日系ブラジル人児童をめぐる関係性について―在籍学級におけるinteractionの分析から
日系ブラジル人児童・生徒の言語生活と日本語教育
日本語学習支援ボランティアの「学び」―ある地域ボランティアの事例から