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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Steppenwolf
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G興味深いが結構難解な書物である。下巻の訳者あとがきでは単独で訳業を行ったデメリットに触れられていた。私自身この単語本当に正しいのかなとか思うところがあった。本書はケプラーなどの古典的な天体力学ではなく19世紀末のポアンカレを出発点とする、私にとってはかなり高度な内容である。私は訳者の著書を読んで力学の一分野としての天体力学に興味を持った。また、学生時代ポアンカレマップを師に言われるまま作った思い出もあり、カオスについてもっとちゃんと知ってから死にたいという動機もあって読んでいる。2019/08/22