内容説明
明治22年、門司港が特別輸出港に指定されると、一大貿易港として繁栄した町・門司。出光佐三や佐藤栄作、林芙美子、松本清張らが駆け抜けた桟橋通り、華やかな内本町界隈の賑わい。金融・商社が建ち並ぶ本町の通り。鈴木商店が経営する先進的な大里の工場群。活気に満ちた海岸通りの倉庫群。当時の面影を残すレトロ門司探訪の旅へ出発。
目次
昔は塩田だった東本町が輝いた日
出光興産発祥の地・東本町と門司創業企業
高橋是清と日銀西部支店
門司を吹き荒れた米騒動
桟橋通り交差点は波乱万丈
九州鉄道初代機関車の運命は謎ばかり
トロッコ列車は筑豊鉄道網・鹿児島本線北端
真実は謎の門司港駅舎
内本町界隈の賑わいと空襲
二十一世紀の門司港駅名物はアジアン駅弁か〔ほか〕
著者等紹介
佐々木いさお[ササキイサオ]
1944年、北九州市生まれ。立命館大学理工学部卒業後、鈴木シャッターに入社。執行役員、技術本部長、品質保証部長を歴任。現在、不動産賃貸業を自営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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