内容説明
仕事の合間を縫い、五年をかけての区切り打ち。時に自然環境を考え、たまに現代文明を考察し、まれに古の人々に思いを馳せ、折々に若かりし日を追想し、還暦男ふたり、出たとこ勝負の珍道中。夜な夜な相棒のいびきに悩まされ、日ごと旅の終わりのビールは欠かさない。さらに、旺盛な好奇心から空海の辿った道を目指す。いざ、中国・インドの旅へ。
目次
発心の道場―阿波の国・徳島
修行の道場―土佐の国・高知
菩提の道場―伊予の国・愛媛
涅槃の道場―讃岐の国・香川、そして中国へ
最後の道場―高野山、そしてインドへ
著者等紹介
牟田和男[ムタカズオ]
内科医、昭和23年、福岡生まれ。昭和40年代の20歳台、大学紛争真直中の青春時代。昭和50年代は大学病院の医局員、臨床と妻子のためのアルバイト。昭和62年、福岡市早良区で開業
正木康[マサキヤスシ]
昭和23年、福岡市生まれ、昭和42年、福岡県立修猷館高校卒業、昭和46年、中央大学卒業。平成4年、東京から福岡に転職。平成16年から医療法人誠和会、平成22年から社会福祉法人誠和会に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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