内容説明
近世の国東地方は豊後杵築藩、肥前島原藩の飛地、日向延岡藩の飛地、幕府領などが複雑に入り組んでいる。この地の庄屋文書９編の原文と読み下しを収録する。
目次
１ 一六六二寛文二年四月廿二日豊後國々東郡竹田津手永之内新涯村田方〓竿帳
２ 一七四六延享三年二月豊後国國東郡下岐部村銘細帳扣
３ 一七五五宝暦五年四月豊後国國東郡下岐部村銘細帳
４ 宝暦五年四月豊後國国東郡下岐部村銘細帳扣
５ 一七六一宝暦十一年新涯村音右衛門御料御巡見様一件写
６ 一七八九寛政元年五月西国筋郡代揖斐造酒助（敬正・政恒）質素倹約心得・道中往来御定写
７ 一八〇一享和元年豊後杵築藩小原手永庄屋山之口夫柄代米請取
８ 一八〇五文化弐年丑二月庄屋栄蔵油布院筋手余り地江戸表江願書扣書写
９ 文化二年四月新涯村豊前国宇佐・豊後国国東郡村々明細書上帳
著者等紹介
森猛［モリタケシ］
１９４５年、宮崎県南那珂郡（現・串間市）に生まれる。日本史専攻。平成３年から、古文書古記録研究会講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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