内容説明
戦前の沖縄を走っていた沖縄軽便鉄道与耶原線・嘉手納線・糸満線の各駅33景をはじめ41枚のイラストで再現。金城功氏の「沖縄県鉄道概史」付。
目次
沖縄の軽便鉄道(与耶原線;嘉手納線;糸満線)
沖縄県鉄道概史
著者等紹介
松崎洋作[マツザキヨウサク]
CGイラストレーター。1942年、東京に生まれ、1987年、沖縄に移住し現在に至る
ゆたかはじめ[ユタカハジメ]
エッセイスト。東京都出身。1993年、東京高等裁判所長官を定年退職後沖縄に移住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くにお
3
車社会の沖縄にも戦前は鉄道が走っていた。西海岸の那覇から東海岸へ伸びる与那原線、東を経由して南へ下る糸満線、現在の嘉手納基地を通り北へ進む嘉手納線。各線のすべての駅を当時の様子を再現したイラストと、現在の写真を載せて紹介。当時の線路沿いを走る現在の道路の多くは交通渋滞がひどい。自分が生きているうちに沖縄で鉄道が復活することを切に願う。今進んでいる鉄道案は那覇から一気に名護まで通す計画だが、まずは与那原までの近距離路線から段階的に始めるのがいいのでは、と著者ゆたか氏が何かの番組で発言していたが、全く同意。2018/08/02