内容説明
福岡を本拠に5度のリーグ優勝、日本シリーズ3連覇、そして昭和33年は3連敗から“奇跡の逆転4連勝”を成し遂げ「日本プロ野球史上最強軍団」と言われた西武ライオンズ―。さまざまな伝説を生み、いまも語り継がれるその魅力を、当時のエネルギーを伝える写真とともに振り返る。半世紀前の町と人々の熱狂がよみがえる。西日本鉄道の秘蔵写真で見る“野武士集団”の軌跡。
目次
球団誕生から初優勝まで1950‐1954
島原キャンプ・激励の夕べ1954‐1960
日本シリーズ初制覇1955‐1956
最強・野武士軍団1957
奇跡の大逆転三連覇1958
平和台の青春1958‐1962
最後のリーグ優勝1963‐1972
著者等紹介
和田博実[ワダヒロミ]
昭和12年鹿児島県生。大分県臼杵高校卒業後、昭和30年西鉄ライオンズに入団。翌31年に頭角を現し同年から始まった日本シリーズ3連覇に貢献、稲尾和久投手との黄金バッテリーで知られ、全盛期のライオンズで正捕手を務めた。昭和47年、西鉄ライオンズの球団譲渡とともに現役引退。オールスターゲーム出場5回、37年には自己最高打率3割2分5厘を記録するなど、俊足巧打の捕手として活躍。完全試合時の捕手を2度、ノーヒットノーラン時の捕手を2度務めた。現役引退後もライオンズ一筋で平成4年までコーチ・二軍監督を歴任し、秋山幸二など西武ライオンズ全盛期の選手たちを育てた。その後も阪神の二軍監督などを歴任し、現在も社会人野球の顧問を務める
益田啓一郎[マスダケイイチロウ]
昭和41年大分県宇佐市生。九州デザイナー学院卒業。合資会社アソシエ運営の傍ら、アンティーク絵葉書研究や近代写真資料の掘り起こしをライフワークとする。また、博多・冷泉地区自治連合会記録係として「冷泉のあゆみ~まちづくり戦後史」を執筆編纂。同誌のWEB版は第14回マイタウンマップ・コンクールにおいて優秀賞を受賞した。地域近代世相史の取材編纂や博物館等の展示企画も手がける。博多カレンダー委員会委員、日本絵葉書会九州支部幹事、日本国際地図学会会員、福岡市西区まるごと博物館推進会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Nadja
lonely_jean