内容説明
一枚の葉書の上で、からみ合い、切り結び合う絵と言葉―。北の造形家と南の詩人が投げ掛け合った豊饒な表現世界。往・来5000キロを旅した葉書の、裏も表も楽しんで下さい。
目次
火の山は男山か女山か
青虫の忘れ形見の蝶なれば
湧いてくる雪がある
永遠は蛇のようにからみあった
秋彼岸花が咲いた
果物はふれあったところから
闇に咲く花花に咲く闇
雪どけのころ凍るおもい
したしたしたた蜜を吸いに
花見の頃来たたよりの返事を〔ほか〕
著者等紹介
岡田哲也[オカダテツヤ]
1947年、鹿児島県出水市生まれ。東京大学中退。出水市に在住
小林重予[コバヤシシゲヨ]
1957年、札幌市生まれ。国内外の個展や企画展にて創作活動を展開。1994年より2年間、インドネシアに滞在し、木彫を学ぶ。札幌市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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