内容説明
日本人が初めて酒を醸した樽、弥生式土器が語る米の酒の起源、万葉人の燗つけやオンザロック、銚子の移り変わりが示す人と人との距離感…。酒の質、飲酒習慣の変化とともに形を変えてきた「酒の器」の5000年。縄文から現代まで、器から見る酒の歴史。
目次
酒と器の密接な関係
古代の酒と器
貴族が愛した酒と器
絵巻物の中の酒と器
樽・銚子・徳利の登場
酒を盛る器「盃」
現代の酒と器
著者等紹介
佐藤伸雄[サトウノブオ]
昭和15(1940)年、北九州市八幡東区生まれ。独学で焼き物を修業。平成4(1992)年、会社を辞し、窯づくりから始め、作陶に励む。北九州市のデパートや画廊にて度々個展を開催。現在は福岡県福津市にて八許窯を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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