内容説明
『魏志倭人伝』に邪馬台国より以北の六国の一つとして記録され、古代日本文化の基層をなした伽耶を故地とする、伊都国。その中心部に位置する可也山から“倭の六国”を俯瞰する。空・海・山々・島嶼が織りなす「水辺の王国」の実像を捉えた写真紀行。
目次
可也山から見える国
日向峠に立って
渡来者の来た海路
天日槍
唐泊と今津
加布里湾
著者等紹介
松尾紘一郎[マツオコウイチロウ]
1938年、ハルピンに生まれる。1946年、大連より引き揚げ。可也村立可也小学校、志摩村立志摩中学校、福岡県立糸島高等学校を卒業、西南学院大学文学部英文科中退。1960年、日本航空入社。1977年、旅行会社を設立し代表取締役となる。1994年、同社を辞任。1998年、日本古代史カメラ紀行(伊都国)撮影を始める。福岡県糸島郡志摩町在住
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