内容説明
体力づくり、心の修練、そして綿密な日程表の作成―５年の準備期間の後、６２歳にて四国八十八カ所単独行へ挑戦。酷暑、台風…一番過酷な条件下での通し歩き。遍路はそこで、何に出会い、何を掴むのか。
目次
第１章 発心の道場（徳島県）（四国路へ；未熟遍路の出立 ほか）
第２章 修行の道場（高知県）（孤独な一人歩き；雨の歩き遍路 ほか）
第３章 菩提の道場（愛媛県）（伊予の国へ；国道を歩くと見えるもの ほか）
第４章 涅槃の道場（香川県）（歩き遍路は一人が原則；先を急ぐと失敗が待っている ほか）
歩き遍路の記録
著者等紹介
大坪忠義［オオツボタダヨシ］
１９４０年、福岡県豊前市に生まれる。１９６３年、長崎大学商業短期大学部卒業後、郵政省に就職、九州各地の郵便局に勤務。２０００年、定年退職、現在に至る。福岡市早良区南庄在住
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