内容説明
1898年、佐佐木信綱による『草径集』発見まで忘れさられていた博多生まれの大歌人大隈言道。師と仰ぐ人々の生に自己を重ねて綴った、“言道発掘”の20年。近事雑詠を併録。
目次
わが生涯の師
私の養生訓
海外の歌友
亡き友ら
言道の周辺
言道の歌に見る古典の俤
「豊後の道の記」を辿る
付 近事雑詠―平成八‐十二年
著者等紹介
桑原廉靖[クワハラレンセイ]
1915(大正4)年、福岡県筑紫郡那珂村大字那珂に生まれる(本籍太宰府市)。歌集に『象牙の聴診器』、『黄落』、『川下る蟹』、『御笠川』、随筆集に『往診は馬に乗って』、『大隈言道と博多』(海鳥社)、『大隈言道の桜』(同前)、『西日本人物誌 大隈言道』(西日本新聞社)がある。第12回福岡市文学賞、昭和58年日本馬術連盟功労賞、平成12年度福岡市文化活動功労賞を受ける。福岡文化連盟会員
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