内容説明
神の変容を追う鮮烈な仮面紀行。「豊饒の神・大地の神」としての田の神、「境の神・道ひらきの神」としての猿田彦。仮面文化の古層を訪ね、九州を旅する著者は、祭り囃子に同化し、草木の声や風の音を聴き、峠に立つ。―そこは遙かな神々の原郷である。
目次
第1章 田の神と仮面(一日の旅;森の片隅にて;山上の田の神;白い花;変化 ほか)
第2章 九州の猿田彦(猿田彦出現;面様を背負った旅人;ウズメと猿田彦;父子相姦と性神の系譜;九州の猿田彦伝承 ほか)
終章 猿田彦の行方
神の変容を追う鮮烈な仮面紀行。「豊饒の神・大地の神」としての田の神、「境の神・道ひらきの神」としての猿田彦。仮面文化の古層を訪ね、九州を旅する著者は、祭り囃子に同化し、草木の声や風の音を聴き、峠に立つ。―そこは遙かな神々の原郷である。
第1章 田の神と仮面(一日の旅;森の片隅にて;山上の田の神;白い花;変化 ほか)
第2章 九州の猿田彦(猿田彦出現;面様を背負った旅人;ウズメと猿田彦;父子相姦と性神の系譜;九州の猿田彦伝承 ほか)
終章 猿田彦の行方