内容説明
江戸期、対馬藩の飛地として遠隔支配をうけた「きやぶ」。強固な寺檀制度のもと、この地に、寺信心をタテマエとして内々にホンネの信心を歓ぶ人々がいた。数次にわたる宗旨弾圧事件の顛末を通して、その江戸期の様相を明らかにし、信教の自由を得た明治期以降、現在までもなお「隠し性」を保持しつつ営まれ続けている信仰の内実に迫る。
目次
序章 寺信心・内信心
第1章 宗旨弾圧事件にみる江戸時代の内信心(元禄宗門出入一件;宝暦法儀一件;幕末期宗旨心得違い一件)
第2章 明治期以降の内信心(維新政府下の内信心;明治十年代以降の内信心;戦後の内信心)
第3章 内信心三題考(内信心の起源;内信心における「蓮如」;御座文)
結章 内信心の特性と近未来(真宗の異端における内信心;内信心の近未来)
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