内容説明
武家屋敷の並ぶ町から天神を核とする文化・情報発信地へ―。水鏡天満宮、警固神社、平尾山荘、西公園など、ビルの谷間に豊かな歴史を秘めた中央区を歩く。
目次
中央区の変遷
関ケ原でつかんだ五十二万石―如水、長政、福岡城を築く
城内の出来事、波乱万丈―黒田騒動、贋札事件、鴻臚館
福岡城下の町づくり―怪談のメッカ、長宮院
呉服商いで福博の対立―橋口町には桝形門
大身の邸が並ぶ大名町、天神町―ここに県庁も市役所も
荒津山、東照宮から桜の名所へ―西に伊崎、東に波奈の港
荒戸町から生まれた人材―学者、外交官、実業家、教育者〔ほか〕