著者等紹介
工藤直子[クドウナオコ]
1935年生まれ。詩集「てつがくのライオン」(理論社)で日本児童文学者協会新人賞、童話「ともだちは海のにおい」(理論社)でサンケイ児童出版文化賞、「ともだちは緑のにおい」(理論社)で芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。その他の作品に、詩集「のはらのうたI・II・III」「ねこはしる」(ともに童話屋)、「まるごと好きです」(筑摩書房)「あいたくて」(大日本図書)など多数
和田誠[ワダマコト]
1936年生まれ。多摩美術大学卒業。グラフィックデザイナー、イラストレーター。1977年以降「週刊文春」の表紙を担当する。1984年「麻雀放浪記」で映画監督デビュー。以後の監督作品は「怪盗ルビイ」「怖がる人々」「真夜中まで」など。主な著書に「お楽しみはこれからだ」(文芸春秋)「冒険がいっぱい」(文渓堂)、「装丁物語」「似顔絵物語」(白水社)、「和田誠 時間旅行」(メディアファクトリー)。絵本に「かいぞくのうた」(あかね書房)、「ねこのシジミ」「ガクの絵本」(ほるぷ出版)、など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
43
なくしたはんてんを探しているのに、残っているモノまで欲しいと言われたらあげてしまうお人よしのヒョウ。でもまあハッピーエンドでよかったよ。ところで元のはんてんはどうなったのかな。2018/03/19
ベル@bell-zou
22
ひょうのはんてん。あれは無いと寒くなるんだね。でもなんで3つだけ残ったんだろう…。わにの“ぬぬぬぬーん”が、いいな。ちょうちょになって逃げたはんてんの代わりに、好奇心いっぱいのみつりんのちょうちょ達にはんてんになってもらった、ひょう。ポケット、毛布、蝶ネクタイをつけた、わにとカエルとマントヒヒの絵が嬉しい。どうぶつたちの優しさが、みつりん中に広がっている。2018/05/02
anne@灯れ松明の火
18
読友さんご紹介。”密林”という硬いタイトルに、どんな絵本?と思いながら、探した。「あったあった」と引っ張り出したら、表紙も地味(笑) ところがページをめくったら、和田誠さんが描かれた、何とも愛らしい”ひょう”が登場! 「うわ! 素敵!」 工藤さんのおはなしも、ひょうひょうとしたひょうの話で、とってもいい! 自慢の背中の斑点が家出しちゃった!? 斑点を探して歩くひょう。タイトルの”きれいなひょう”に結びつくラストは意外なもので、本当にきれい~♪ 2013/12/20
anne@灯れ松明の火
15
相棒オススメで、再読。表紙の地味さ、シンプルさから、中身の絵のかわいらしさは想像できない。ギャップ萌え♪ 豹と思えないぐらい、かわいい豹(笑) そして、素敵な斑点。ラストで、タイトルの意味がよくわかる。うまい!2018/04/20
ツキノ
13
図書館の書庫の絵本・児童書を読もうキャンペーン・300(E-236)工藤直子×和田誠。ひょうの「はんてん」がなくなってしまい、落ちていた3枚を手に探しに行くと、他の動物たちがほしがって…あたたかくにっこりしてしまうおはなし。2018/06/16