内容説明
本書は日常の診療や検査業務に、すぐにでも役立つ実用書をめざしている。このため、疾患の定義や概念の記載などの基礎的事項は極力省略し既刊の成書にその役割を譲ることにした。また血液疾患への形態学的アプローチは、より実際的で、最も豊富な情報量をもつメイ・ギムザ染色所見を中心に考察を加えた。したがって、実地医療の場にあっては一般的とは言いがたい特殊な装置や技術を要する形態学的手法(免疫学的技法や染色体検査など)は必要最小限の利用にとどめた。なお血液疾患特有の細胞像を詳細にとらえることができるよう、形態学的ポイントの解説にシェーマを多く用いたのも本書の特徴の一つとなっている。
目次
イントロダクション
1 キーワード貧血
2 キーワード赤血球増加
3 キーワード白血球減少
4 キーワード白血球増加
5 キーワード血小板減少
6 キーワード血小板増加
7 キーワード異常細胞の出現
8 キーワード悪性腫瘍の骨髄転移細胞像
9 キーワード白血球形態異常
ワンポイントレッスンおよび補遺