大きな森のミクロな世界―森を陰から支配する菌類のはなし

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874022689
  • NDC分類 474.7
  • Cコード C0045

目次

第1章 菌類とはどんな生き物か(身近な菌類の顔;原核生物と真核生物とアーキア ほか)
第2章 森に生きる菌類の役割―菌類がいなければ森は消滅する(森の木との共生者としての菌類;森の木の分解者としての菌類 ほか)
第3章 森の成り立ちを陰でコントロールしている寄生菌類たち(森の更新を支える寄生菌類;森の樹種の多様性をコントロールする寄生菌類 ほか)
第4章 木の体内にひっそりと生きる菌類(木の体内に潜んでいる菌類の重要性;ブナの葉のなかに一生潜んでいる菌 ほか)
第5章 絶対寄生菌が森の成り立ちの長い歴史を語っている(姿も生き様も変化に富むさび(銹)菌類
イギリス人を紅茶愛好家に変えたコーヒーノキのさび病 ほか)

著者等紹介

金子繁[カネコシゲル]
1943年東京都生まれ。東京教育大学(現・筑波大)で、植物病理学及び菌学を学ぶ。東京教育大学農学部助手、(財)日本きのこセンター菌蕈研究所室長、農林水産省林業試験場(後の(独)森林総合研究所)樹病研究室長、森林微生物領域長、筑波大学併任教授(森林微生物機能解析学担当)、(独)生物資源研究所ジーンバンク非常勤研究員などを歴任。森に生息する菌類の生態・機能と分類についての研究に携わる。1980年農学博士、1983年日本林学賞受賞、2001年日本菌学会賞受賞。南アルプス大武川源流域、利根川源流域などにユニークな足跡を残してきた紫山岳会会員として、長年森に親しんできた。現在、樹木医、松保護士などの講習講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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スプリント

10
世界には生命が満ちていることがわかる。 人類が死滅しても変わらず生命の営みが行われていくのでしょうね。2022/04/03

やま

5
我々の生活は菌類の大きな影響を受けている。木々に影響を及ぼす菌類のはなし 2024/08/16

Go Extreme

2
菌類とはどんな生き物か:身近な菌類の顔 原核生物と真核生物とアーキア 森に生きる菌類の役割―菌類がいなければ森は消滅:森の木との共生者としての菌類 森の成り立ちを陰でコントロールしている寄生菌類たち:森の更新を支える寄生菌類 森の樹種の多様性をコントロールする寄生菌類 木の体内にひっそりと生きる菌類:木の体内に潜んでいる菌類の重要性 ブナの葉のなかに一生潜んでいる菌 絶対寄生菌が森の成り立ちの長い歴史を語っている:姿も生き様も変化に富むさび(銹)菌類 イギリス人を紅茶愛好家に変えたコーヒーノキのさび病 2021/04/27

かさご

1
生命5億年の歴史のなかで、5度の生命大量絶滅の時があったとされる-2021/04/29

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