目次
第1章 菌類とはどんな生き物か(身近な菌類の顔;原核生物と真核生物とアーキア ほか)
第2章 森に生きる菌類の役割―菌類がいなければ森は消滅する(森の木との共生者としての菌類;森の木の分解者としての菌類 ほか)
第3章 森の成り立ちを陰でコントロールしている寄生菌類たち(森の更新を支える寄生菌類;森の樹種の多様性をコントロールする寄生菌類 ほか)
第4章 木の体内にひっそりと生きる菌類(木の体内に潜んでいる菌類の重要性;ブナの葉のなかに一生潜んでいる菌 ほか)
第5章 絶対寄生菌が森の成り立ちの長い歴史を語っている(姿も生き様も変化に富むさび(銹)菌類
イギリス人を紅茶愛好家に変えたコーヒーノキのさび病 ほか)
著者等紹介
金子繁[カネコシゲル]
1943年東京都生まれ。東京教育大学(現・筑波大)で、植物病理学及び菌学を学ぶ。東京教育大学農学部助手、(財)日本きのこセンター菌蕈研究所室長、農林水産省林業試験場(後の(独)森林総合研究所)樹病研究室長、森林微生物領域長、筑波大学併任教授(森林微生物機能解析学担当)、(独)生物資源研究所ジーンバンク非常勤研究員などを歴任。森に生息する菌類の生態・機能と分類についての研究に携わる。1980年農学博士、1983年日本林学賞受賞、2001年日本菌学会賞受賞。南アルプス大武川源流域、利根川源流域などにユニークな足跡を残してきた紫山岳会会員として、長年森に親しんできた。現在、樹木医、松保護士などの講習講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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