感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
左手爆弾
3
神学の代表的な主題について手軽に概観を与えてくれる。ただし、本書の対象としているのはあくまでも英語圏の神学に関心がある学生と思われ、信徒ではない日本人にとっては「そもそもなぜその主題を取り上げる必要があるのか」という点でつまづくかもしれない。過去の神学者の議論の振り返りや演習問題までついており、教科書的に使うことが想定されており、独習向けではない。ただし、キリスト教のある教義の基礎がどの神学者の見解から、あるいはどの公会議によって定められたかなどを知るにはいいかもしれない。残念ながら文献表はないのだが。2020/01/06
いとう・しんご singoito2
1
要するに古今の神学者のレヴュー。その割には、引用元、参照元の文献一覧がないのが気になる。初学者向けであればなのこと必要なのに。2019/11/01