目次
第1章 ストレスとメンタルヘルス(理解編;対処編)
第2章 人生後半戦という視点(人生全体を見渡す;人生の後半戦の危機 ほか)
第3章 時間の使い方(忙しさの美学;集中する ほか)
第4章 ストレスと問題行動(私たちの選択;二つの反応 ほか)
付録 お気に入り図書
著者等紹介
賀来周一[カクシュウイチ]
キリスト教カウンセリングセンター相談所長、元ルーテル学院大学教授。鹿児島大学、立教大学大学院、日本ルーテル神学校、米国トリニティールーテル神学校卒業。日本福音ルーテル教会牧師として、京都賀茂川、東京、札幌、武蔵野教会を牧会。その後、ルーテル学院大学教授を経て、現在、キリスト教カウンセリングセンター相談所長
斎藤友紀雄[サイトウユキオ]
キリスト教カウンセリングセンター研修所長、日本いのちの電話連盟常務理事。東京神学大学、米ランカスター神学校に学ぶ。日本基督教団隠退教師。現在、日本いのちの電話連盟常務理事、日本自殺予防学会理事長、青少年健康センター会長、キリスト教カウンセリングセンター研修所長などをつとめる。1997年、自殺予防活動への社会的貢献により国際リングル賞受賞
藤掛明[フジカケアキラ]
聖学院大学准教授。臨床心理士。博士(学術)。牧会塾非常勤講師。日本描画テスト・描画療法学会理事、日本犯罪心理学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ころりん
1
藤掛先生の誌上講演集。 実践的で深い提言です。 「しようもない気晴らし」のススメには、ダジャレが増えた自分の親父化をちょっと安心w 一番ハッとしたのは「甘え・へたりこみ型」には「受容・見守り・励まし」が、「背伸び・強行突破型」には「対決、限界設定」が援助となる、という区別。 万能感と繋がる「罪」に「受容・見守り」〈君はそのまま愛されている〉は逆効果。 不安・自己否定・絶望に通じる「悲惨」に、「対決・突き放し」〈神の裁きを恐れよ〉もまた、全く無意味。 その峻別って大事だ。 また一枚、目から鱗が落ちた気分です2017/07/01