内容説明
明治・大正期の政治的・思想的圧力のもとで、信仰と信念とを持って日本の幼児教育と保育者養成に貢献した婦人宣教師・ハウの生涯と活動、保育理念と実践。
目次
第1章 アニー L.ハウの生涯と活動(誕生から幼児教育を志すまで(1852~1876)
幼稚園教育の学びと実践(1876~1887)
宣教師として来日、保育界での活動前期(1887~1903)
帰米、「シカゴ・フレーベル協会幼稚園教師養成所」
再来日、保育界での活動後期(1906~1927)
引退勧告・辞任・帰国・受賞・終焉(1927~1943)
ハウ家と頌栄との第二次世界大戦後の交流)
第2章 ハウの保育理念と実践(ハウのフレーベル理解と保育理念;頌栄幼稚園の保育)
第3章 保育者の養成(頌栄保母伝習所の設立;ハウの保育者観と保育者の養成;ハウの弟子たちの働き)
終章 信仰者、教育者、アニー・ハウ
著者等紹介
西垣光代[ニシガキミツヨ]
頌栄保母専攻学校卒業。関西学院大学文学部教育学科卒業。元頌栄短期大学助教授。前・頌栄幼稚園園長。日本ペスタロッチー・フレーベル学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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