内容説明
恵泉女学園の創設から第二次世界大戦中の苦難と悲しみ…信仰と希望をもって戦後教育の発展に大きく貢献したシスターフッドの愛。河井道と一色ゆりの天国にまで結ばれた五〇年。
目次
第1章 夕暮れの我が家―序にかえて
第2章 道とゆり―シスターフッドの始まり
第3章 活躍するシスターフッド
第4章 新しい夢を創るシスターフッド
第5章 シスターフッドが集まって夢の学園誕生へ
第6章 シスターフッドの教育
第7章 戦争を越えるシスターフッド
第8章 永遠の命につながるシスターフッド
著者等紹介
一色義子[イッシキヨシコ]
恵泉女学園、学習院大学、東京神学大学・大学院卒。ボストン大学神学部フルブライト留学生。サンフランシスコ神学大学博士号取得。日本キリスト教婦人矯風会前会長。日本基督教団経堂緑岡教会協力牧師。恵泉女学園前理事長、日本聖書協会、アジア学院、興望館など各理事歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おかむら
35
明治後期に女子英語塾(津田梅子の)で出会った2人の女性、道とゆり。生涯をキリスト教女子教育に捧げた河井道とそれを支え続けた一色ゆりの友情を超えた愛の物語。柚月麻子が河井道(恵泉女学園創設者)をモデルに小説を書いてるとのことで、なるほど、このシスターフッドの関係性は面白くなりそう! 同性同士の熱い絆って、ブロマンス(男同士)がすごく好き!なんだけど、最近よく聞くシスターフッドも好きかもしれんわ私。2021/04/16
うろん
5
終戦のエンペラーを観て、河合道さんのことを知りたくなり読みました。2016/07/07