内容説明
人生を一日にたとえ、24時間で表現することがある。有名なのは、実年齢を3で割る方法である…私ががんの告知を受けたのは、50歳であった。3で割ると、16(余り2)であり、私の人生時計は、16時40分であった。クリスチャン臨床心理士ががん患者としての自分を物語る人生論エッセイ。
目次
第1章 闘病記(がんかもしれない;あと一週間で;基礎知識と思いやり;検査と忙しさ;どんどん泣こう;公表する・しない;勇気と冷静さ;夢を見るとき;励ましの言葉;異界の住人 ほか)
第2章 連載を終えて
付章 病院のベッドで考えたメンタルヘルスの話
著者等紹介
藤掛明[フジカケアキラ]
聖学院大学准教授。臨床心理士。博士(学術)。大東文化大学を卒業後、法務省の心理技官として全国の矯正施設に勤務。その後、現大学教員に転じる。東京神学大学および牧会塾非常勤講師を兼ねる。現在、日本描画テスト・描画療法学会常任理事、日本犯罪心理学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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